1609年から継続している・・・!?(動画アリ!)
暑い日が続いております。昨日北海道では39.5℃!
多くの方は経験したこともない・・・ということで
異常気象と思われるかもしれませんが、絶えず動い
ている地球は様々な変化が起きて当然とも言えるか
もしれません。
さて少し前になりますが、酒田市では5月19日~
5月21日まで新元号「令和」になってから初めて
の「酒田まつり」が開催されました。
酒田まつりとは、庄内三大まつりのひとつです。
上下日枝神社の例大祭「山王まつり」として、
慶長14年(1609年)から一度も休むことなく
続いているおまつりで、昭和51年(1976年)
に起こった「酒田大火」の復興記念として、
昭和54年(1979年)から「酒田まつり」と
名前を変えて開催されています。
5月19日の宵祭りでは、日没後に高さ22.36m
の立て山鉾に明かりが灯り昨年とは違う鮮やかな
色彩が薄闇に包まれたまちを照らしました!
この立て山鉾、なぜこんなに高くするのか!?
「山に神が宿るという山王信仰」、そして鳥海山の
標高2236mを則り、また湊町酒田の商人気質が
融合して高くなったとか・・・!
電線の普及により現在のような姿を潜めていた山鉾は
1994年に20m高さの復活構想が始まり2008
年に高さ20mを超える「立て山鉾」の復元に成功、
翌年2009年には夜に点灯させ現在の山鉾となった
ようです。
そして昨年、9年ぶりに清水屋前の巡行が実現し、
今年も素晴らしい綺麗な立て山鉾による清水屋前の
巡行が実現されました!今ではまつりのシンボル的な
存在になりましたね・・・!?
ではこの立て山鉾、誰が事業を行っているのか!?
もちろん市民の皆さまや行政、企業に多大なるご協力
をいただいていると思いますが、メインで活動して
いるのは、このまちの事を一生懸命考えて積極的に
行動してくれる、このまちの青年経済人が集う団体
「酒田青年会議所」の皆さんですね!
事業として昨年末ぐらいから打合せや建設を開始し
今回の酒田まつりに向けて活動しているようです。
まちの未来を想って積極的に行動する・・・
とても素晴らしいですね!!
これからも立て山鉾がまつりのシンボル的な存在と
して街中巡行を継続していただきたい・・・
そう願いますが、今現在大きな問題に直面している
ようです。
これまで立て山鉾パーツを保管場所として利用させ
てもらっていた酒田海洋センターの改修工事に伴い
来年の酒田まつりを最後に保管場所として使用でき
なくなってしまう=つまり立て山鉾の保管場所がな
いためこのままでは2021年に「酒田まつり」の
シンボル的な存在が姿を消す・・・ということにな
ります。
1609年から継続している「酒田まつり」
そのシンボル的な存在として再認識されつつある
「立て山鉾」
酒田の未来を考える地元の青年経済人とともにこれ
からも継続して立て山鉾が存在していけるよう、
市民として考えていきたいところです。
もしこういったことに興味がある・・・
建設に携わってみたい・・・
立て山鉾を操縦したい・・・
酒田を盛り上げていきたい・・・
・・・という考えを持っている方がいらっしゃいま
したら、ご紹介しますのでぜひご連絡ください!
最後に、
「継続は力なり・・・!!」